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映画の推薦映画の推薦 「次世代への映画推薦委員会」推薦作品

映画の推薦 「次世代への映画推薦委員会」推薦作品

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2025年2025年

2025年

推薦決定日:2025年6月20日

「海辺へ行く道」(東京テアトル/東京テアトル、ヨアケ)日本

上映時間:2時間20分

 誘致事業で移住した〈アーティスト〉たちが、あちこちに住んでいる不思議な海辺の街。中学生の奏介は、モノづくりの楽しさをエネルギーにして毎日を軽やかに生きている。ドラマ。自分らしく自由にアートを愛する心を育む、次世代に向けた映画として推薦いたします。
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推薦決定日:2025年6月20日

「パトリックとクジラ 6000日の絆」(キングレコード)オーストリア

上映時間:1時間12分

 海洋ビデオグラファーのパトリック・ダイクストラが、20年もの間、世界中を旅し、マッコウクジラの魅力を追求し、その知性と複雑さに光を当てるとともに、人類とクジラの現在と過去の関係を浮き彫りにしていく。ドキュメンタリー。大海の美しさとクジラの魅力にあふれる映像を体感でき、主人公のクジラへの愛情を通して、生命の尊さや自然を愛する心を育む、次世代に向けた映画として推薦いたします。
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推薦決定日:2025年4月18日

「おばあちゃんと僕の約束」(アンプラグド)タイ

上映時間:2時間5分

 祖母は墓参りの際に転んで骨折。病院で家族は祖母が余命1年と知る。孫のエムは祖母の財産に惹かれて、身の回りの世話をするようになるが……。ドラマ。ゆったりと時が流れるタイの日常の風景の中で、祖母と孫の気持ちがゆっくりと近づいていく。その様から人と人とのふれあいや家族の結びつきの大切さ、そして家族の問題について考える機会を与えてくれる映画であり、次世代に向けた映画として推薦いたします。
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推薦決定日:2025年3月21日

「ただ、愛を選ぶこと」(SDP)ノルウェー

上映時間:1時間24分

 最愛の人がそばにいない人生、それでも季節はめぐる……。美しい北欧・ノルウェーの森で暮らす家族の喪失と再生を追いかけた真実の物語。ドキュメンタリー。美しい自然の中、家族で創り上げた理想の生活とその理想の“もろさ”さえも描き出す。その深い悲しみを乗り越えて成長し再生していく子供たちの力強さ、家族の結びつきの大切さを感じ取れる、次世代に向けた映画として推薦いたします。
※この映画には牛の解体場面があります。
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推薦決定日:2025年2月21日

「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」(ザフール/日活)日本

上映時間:2時間7分

 関西大学2年生の小西は冴えなく内に籠るが、教室で同じ感覚を持つ桜田 花に出会い惹かれていく。しかしバイト先の同僚さっちゃんから思わぬ告白をされ、振ることになるが……。青春ドラマ。恋愛の歓びや苦しみ。この世界の生きづらさや孤独感。若者が心の内に抱えている想いを言葉にして人に伝えようとする若手俳優たちの魅力的な演技を体感できる。人と人との結びつきや繋がりについて考える機会を与えてくれる、次世代に向けた映画として推薦いたします。
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2024年2024年

2024年

推薦決定日:2024年12月20日

「Playground/校庭」(ニューセレクト)ベルギー

上映時間:1時間12分

 兄アベルと同じ小学校に通うノラは、アベルがいじめられているのを目撃し、彼に加勢するが、アベルは誰にも言わないよう強要する。ノラは子どもの世界と大人の世界の間で引き裂かれていく。ドラマ。学校を通して子供の世界を描くこの映画は、子供の世界が常に大人の世界の反映であり、現代社会が抱えている問題のすべてがそこにもあることに気が付かせてくれる。他者への理解や想像力、そして人間の在り様について考える機会を与えてくれる、次世代に向けた映画として推薦いたします。
 ※この映画にはいじめのシーンがあります。
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推薦決定日:2024年12月20日

「雪子 a.k.a.」(パル企画、VAP)日本

上映時間:1時間37分

 小学校教師の雪子が30歳を目前にして夢中になっているのがヒップホップ・ラップ。マイクを手にラップをしている時だけは本音を言えていると信じていたが、ある日、参加したラップバトルでそれさえも否定され立ち尽くしてしまう。ヒューマンドラマ。誰もが「現実の自分」と「求められている自分」の狭間で抱く劣等感を、ラップを通して「本当の自分」「ありのままの自分」と向き合おうとする主人公の姿に、自分らしく生きられる多様性のある社会について考える機会を与えてくれる、次世代に向けた映画として推薦いたします。
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推薦決定日:2024年10月18日

「最後の乗客」(マーマーレード・ピクチャーズ/ギャガ)日本

上映時間:54分

 東日本大震災から10年。とある被災地の駅前ロータリーで客待ちするタクシー運転手・遠藤は、同僚から最近、浜街道に幽霊が出ると聞いた。そんな帰り道、遠藤は謎の女性客を拾った……。ドラマ。今や東日本大震災を知らない世代に何をどのように伝えていくかという大きなテーマに対して、一人のタクシー運転手を通して 「このようなアプローチもあるのか」と映画の創造力に気が付かせてくれる。また、震災により断ち切られた想いの悲しみや人と人との結びつきの大切さ、生命の重さを感じ取れる次世代に向けた映画として推薦いたします。
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推薦決定日:2024年10月18日

「型破りな教室」(アット エンタテインメント)メキシコ

上映時間:2時間5分

 麻薬や犯罪が蔓延するメキシコ国境の町にある学力全国最下位の学校に赴任したひとりの教師が、型破りな指導で生徒の好奇心と可能性を引き出していく。事実に基づくドラマ。生徒たちが学ぶことの喜びに瞳が輝いていく様が心を打つ。社会格差や貧困、治安の悪化等、子供たちを取り巻く負のスパイラルを断ち切るのは教育であり、教育こそが未来への希望ということに気が付かせてくれる、次世代に向けた映画として推薦いたします。
※【PG12】未成年者によるバイクのノーヘルメット運転の描写がみられるが、親又は保護者の助言・指導があれば、12歳未満の年少者も観覧できます。
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推薦決定日:2024年9月20日

「ぼくとパパ、約束の週末」(SDP)ドイツ

上映時間:1時間49分

 自閉症の少年ジェイソンは、学校や町中で時々、癇癪を起して両親を困らせていた。ある日、父親のミルコは、推しのサッカーチームを探すため二人でドイツ中のスタジアムを巡る約束をした。ファミリー・ドラマ。社会的視野を広げ、障がいについての理解を育み、人と人とのふれあいや愛情の大切さに気が付かせてくれる。また、多様性のある社会について考える機会を与えてくれる、次世代に向けた映画として推薦いたします。
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推薦決定日:2024年7月19日

「ぼくのお日さま」(東京テアトル)日本

上映時間:1時間30分

 少年アイスホッケーチームのタクヤは、ある日フィギュアスケートを滑る少女に目が釘付けになった。それ以後、タクヤは自分もフィギュアを滑りたくなってしまう。ドラマ。監督が脚本・撮影・編集も自ら手掛け、それが作品の個性となり、映画の魅力を高めている。また、ネットで調べればすぐに答えを求めることができる現代において、映画にもすぐに答えや説明を求めがちだが、この映画は饒舌に説明しない。ゆっくりと丁寧に物語る映像のどこにフォーカスするか。登場人物たちの想いやその背景について何を感じ、何を受け止めるかは観る者にゆだねられている。それは他者への想像力を醸成し育む、次世代に向けた映画として推薦いたします。
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推薦決定日:2024年5月17日

「大いなる不在」(クレイテプス/ギャガ)日本

上映時間:2時間13分

 俳優の卓は、ある日、北九州市で暮らす父親の陽二が警察に保護されたとの連絡を受ける。妻の夕希とともに北九州へ帰る卓だったが……。ドラマ。映画ならではの表現が想像力を刺激する作品であり、確かにあった「自分」という存在が認知症によって曖昧になり、家族の中から親子、夫婦という繋がりが消えていく様は、いまを生きる若者にとっても、「自分とは」「人生とは」「生きるとは」「老いるとは」等について考える機会を与えてくれる、次世代に向けた映画として推薦いたします。
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推薦決定日:2024年5月17日

「違国物語」(ジャンゴフィルム/東京テアトル、ショウゲート)日本

上映時間:2時間19分

 小説家の槙生(まきお)は突然の事故で亡くなった姉の娘、中学3年の朝が親戚をたらい回しになっては気の毒だと思い、引き取って一緒に生活を始めることになった。環境や考え方が相反する2人が互いの違いを肯定して自分らしく生きていく様は、現代にとってのやさしさや人と人との繋がりついて考える機会を与えてくれる、次世代に向けた映画として推薦いたします。
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推薦決定日:2024年4月19日

「ディア・ファミリー」(TOHOスタジオ/東宝)日本

上映時間:1時間56分

 ビニール樹脂加工の町工場を営む坪井は、心臓の病で余命10年と宣告された次女の佳美を助けるために、人工心臓の開発に奔走する。ヒューマンドラマ。映画の魅力を高めてくれる作品であると共に、困難に直面してもあきらめない主人公とその家族の姿は次世代に希望を感じさせる。また、日本の医療が抱える課題について考える機会を与えてくれる、次世代に向けた映画として推薦いたします。
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推薦決定日:2024年3月15日

「水深ゼロメートルから」(レオーネ/SPOTTED PRODUCTIONS)日本

上映時間:1時間27分

 高校2年の夏休み。ココロとミクは体育の水泳授業の特別補習としてプール掃除をやることに。同級生の水泳部のチヅル、先輩のユイも2人に合流して……。青春ドラマ。高校生が感じている社会の押し付けや学校規則の理不尽さ、不条理さに対して問いかけ、観る者に自分らしく生きられる多様性のある社会について考える機会を与えてくれる。また、高校演劇が映画になるという新たな創作への興味、関心を次世代に向けて高めてくれる映画として推薦いたします。
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推薦決定日:2024年2月16日

「リトル・エッラ」(カルチュアルライフ)スウェーデン

上映時間:1時間21分

 サッカー大好き少女エッラのいちばんの親友は美容師のトミーおじさん。両親がバカンスで大好きなおじさんと過ごせる!と思いきや、おじさんのカレシが現れて……。児童映画。友達と繋がることの大切さや多様性のある社会について気が付かせてくれる、次世代に向けた映画として推薦いたします。
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推薦決定日:2024年2月16日

「かづゑ的」(オフィス熊谷)日本

上映時間:1時間58分

 瀬戸内に浮かぶ長島の国立ハンセン病療養所・長島愛生園。宮崎かづゑさんは、10歳で入所してから約80年、ずっとこの島で暮らし、夫の孝行さんとともに自然の中で生活してきた。ドキュメンタリー。社会的視野を広げ、差別や偏見について考える機会を与えてくれる映画であり、ハンセン病患者が置かれてきた社会的・歴史的背景について、さらに理解を深めることを期待して、次世代に向けた映画として推薦いたします。
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推薦決定日:2024年1月19日

「52ヘルツのクジラたち」(ギャガ)日本

上映時間:2時間15分

 別府湾を望む高台の家に引っ越してきた三島貴瑚。そこは祖母が住んでいた家で、すぐに地元の噂になった。ある夏の午後、折からの夕立の中で貴瑚は少年と出会った。その子に残った全身の痣が、自身の受けた壮絶な体験を想起させて……。ドラマ。人と人のふれあいの大切さや他者の心の声を想像し理解しようとすることの大切さを知り、日本社会が抱える課題や自分らしく幸福に生きられる社会について考える機会を与えてくれる作品として、次世代に向けた映画として中学生以上に推薦します。
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